宇多国房 特別保存刀剣(合格 令和7年3月頃鑑定書発送予定品) 刃渡り64.6cm 反り1.6cm  拵付(合わせ) 古刀 南北朝時代後期から応永

刃渡り(長さ) 64.6センチ

反り    1.6センチ

元鎬厚 5.3ミリ     元重ね4.3ミリ

先鎬厚 3.3ミリ     先重ね2.8ミリ

元幅 25.7ミリ

先幅 15.8ミリ

刀身重量563g

ハバキ 金貼り (貴金属測定器にてK23)

目釘穴 3個

刃文 小乱れ 小沸出来 淡く映りたつ

葉、匂崩れ、足入り、金筋、砂流し働く

帽子 直調小丸僅かに返る

鍛え 板目流れる

寸法、グラムは約でご理解ください。刃渡り・反りなど登録書を映しております。

銘文  無銘  鑑定 宇多国房(南北朝時代後期から応永)

国房の評価額  580万円

説明

 

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古研ぎの状態ですが鉄味最高の一振り

鮫研ぎ出し鞘が付いた約600年程前(南北朝時代後期から応永頃)の御刀

玄人向けの古い御刀

古刀、北國物特有のねっとりした潤んだ肌を愉しめます。

この美しい潤みは一部の古刀にしかないです。新刀から現代刀ではいくら研いでもこの潤みは例外を除いて出ません。

当時の北國特有の砂鉄と鍛錬、焼き入れにより地、刃の硬度が完成され、研ぎ師による美術研磨、最終段階の拭いでやっとこの潤みが現れてきます。

硬い地をした物などは拭い(金肌拭い)をしてもこの独特の潤みは出ず、硬い表情のままやればやるほど肌は潰れていくだけです。

理由はともかく、良い鉄です!

是非、現物を手に取りお愉しみくださいませ。

刀が貴方をお待ちしております。

宇多について

宇多一派は、大和国宇多郡より越中国へ移住して作刀した刀工達の総称です。

鎌倉時代後期の国光を初祖として国房・国宗・友久などの鍛冶が南北朝時代に活躍しています。

しかし、その中でも現存する作品の多くは応永から室町時代後期にかけてのものがほとんどでございます。

 

 


商品の状態

*刃切れ・刃絡み・刃こぼれ・曲がり・撓え・膨れございません。匂切れ、駆け出しもありませんが、時代相応の疲れが出ており駆け出し心の箇所もあります。駆け出してはいません。
*時代による、汚れ、細かな擦れ傷,劣化等はご了承ください。写真を参考にしてください。拵について 鮫研ぎ出し鞘 中古のため補修跡あります。ハバキが緩いですが、鍔、切羽以外ガタツキ無し。

追加情報

太刀・刀